滋味料理コース
アーユルヴェーダの勧める作りたての温かい食事。
毎日3食作りたてを食べるには、簡単でなければ続きません。
日常の料理は時間に追われてついつい雑になってしまったり、自分1人の時のご飯は残り物とか、麺類とかで簡単に済ませてしまいがちですが、そこをなんとか丁寧にやろうと心に決めてから私はあれこれ試して、日常はもはや一汁一菜のようなシンプルなもので充分だと思い至りました。
あれこれ食材を用意しなくてもいい、玉ねぎを飴色になるまで炒めなくていい、簡単に出来て食後に軽く、それでいて栄養バランスが整っていたら最高です。
そんなお料理を、季節ごと3か月ずつのコースでお伝えする「滋味料理コース」です。
滋味料理コースでは基本的にいわゆる「カレー」はありません。ダールや野菜スープなどの汁物+おかずのシンプルなメニュー構成になります。
⚫︎タンパク源としての豆を学ぶ
ベジタリアン生活をするようになると、タンパク質の取り方が1番の問題となります。
和食はもともとベジタリアンにはあまり向いていません。肉類をとらないとなると残るは大豆がメインのタンパク源ですが、アーユルヴェーダ的に、大豆ばかり毎食食べるのは消化に重いから避けた方がよいのです。
そうなるとやはりインドの豆文化を思わずにはいられません。
大豆より遥かに身体に負担の少ない豆も多く、トロトロに煮たり、米と炊いたり、豆粉を使ったり、飽きずに楽しめます。
「日本人も毎日毎食インド料理を食べるのがいい事だ!」
と勧めるつもりは毛頭ありませんが、これからベジ料理を作るならインド料理を知っていて損はないと思います。
毎回、お豆を使ったメニューかひとつ入ります。毎日クイックに作るために、圧力鍋を使用します。
⚫︎自然の循環を学ぶ
そして自然の循環についても学びましょう。
今しか食べられない旬のもの、時節に沿った食べ方を知りましょう。
昼は太陽に向かって咲いているお花も夜には閉じるように、私達の身体も夜はそんなに消化できませんから工夫が必要です。
アーユルヴェーダを全く知らない人も、大丈夫です。このクラスではアーユルヴェーダのカタカナ専門用語を使いません。
ですが、アーユルヴェーダが言う人間にとってよい食事とは何かを考え、自分や家族の体調に合わせた食事やスパイス使いを選べるように、アーユルヴェーダ的考えに基づいてメニューを構成します。
(アーユルヴェーダについてきちんと学びたい方は1月スタートのアーユルヴェーダ講座へどうぞ)
今まで桃草舎のアーユルヴェーダコース①②を修了した方にもおすすめです。
⚫︎手を動かして覚える
この講座では毎回実習があります。
インドの全粒小麦や雑穀粉を使ったチャパティや、そのバリエーション。または、朝ごはんに様々な薄焼きパンやドーサ類など。
主食のレパートリーが増えると、また食事が楽しくなります。
これらも発酵いらずの簡単に出来るものだけに絞ってお伝えします。
滋味料理~冬~
全て満席になりました。次回は春(3月スタート)です。
スケジュール
水曜クラス
①12/25 ②1/15 ③2/12
木曜クラス
①12/26 ②1/16 ③2/13
土曜クラス
①12/28 ②1/18 ③2/15
料金
22,500円 / 3か月(事前振り込み制)